Interview 作業者の経験生かし管理
上西 一夫
土木業から転職したのは30代後半。今は工事を管理する立場だが、作業者の経験もあるからこそ目が届く部分もある。社内の人、社外の人、予算、工期…。現場全体に目を配り、安全第一で工事を進める。
仕事内容
調整するのが仕事
私の担当は工事の施工管理です。日々の進捗状況を把握して工程を調整し、現場での測量などもおこないます。発注先とのやりとりも重要な業務のひとつで、書類を提出するだけでなく、しっかりコミュニケーションをとって、工事が問題なく進むよう調整しています。
工事は一般的な舗装工事に加え、災害などで山の斜面が崩れた時の復旧工事や、川の護岸工事、道路の補強工事など、さまざまです。
仕事の魅力は?
完成直後の道路は美しい
この仕事の特権のひとつは、完成したばかりの道路を見られることです。まだ車も人も通らないまっさらの道は本当にきれいですよ。
会社の魅力としては、若い社長の影響もあって、新しい知識や技術を勉強できること。そして、しっかり裁量を与えてくれることです。これから入社する人も、きちんと仕事を覚えていけば早い段階で現場を動かせるようになるので、怖がらずに仲間入りしてほしいと思います。
心がけていることは?
何よりもまず安全
工事にかかわるすべての人には、それぞれ家族があり、歩んできた人生があります。だからこそ、何よりも重視するのは、現場の安全性を確保すること。もちろん、作業効率や予算との兼ね合いを考えることも大切ですが、まずは安全第一を意識しています。
休日の過ごし方
和歌山の温泉地を開拓
温泉が大好きで、自家用車には常にお風呂セットを積んでいます。和歌山には数限りなく温泉地があるので、まだ浸かったことのない湯がたくさんあります。そのひとつひとつを開拓していくのが休日の楽しみですね。